世界各国首脳の任期
ふと気になった事をそのままにせず掘り下げると、
それは将来役に立つことがある。。。
本日自民党総裁選が公示された。すでに結果は見えているが
1年以内には行われるであろう衆議院選挙を見据えた前哨戦と
考えると面白い。
そこで今回はふと気になった日本を含めた各国の首脳任期について調べてみた。
- 日本:首相:規定無し(実質連続三期9年)
- アメリカ:大統領:二期8年
- 中国:主席:一期5年 再選についての規定は無し
- ドイツ:首相:一期4年 再選についての規定は無し
- イギリス:首相:規定無し
- フランス:大統領:連続二期10年
- ロシア:大統領:連続二期12年
- 韓国:大統領:一期5年 再選不可 国民直接選挙のより選出
日本:首相:規定無し(実質連続三期9年)
日本では首相に対して任期の制限は無い。 ただし、自民党総裁の任期が連続三期9年までとなっており、 実質的に日本の首相の任期が連続三期9年までとなる。すなわち、それは党の判断のみで延長する事は可能という事であり、
実際に安倍政権において、それまで連続二期6年が最長という党規を
連続三期9年までに延長した。
アメリカ:大統領:二期8年
例外がある。前任者の死亡や辞任によって大統領職を引き継ぐ場合である。
もし引き継ぎ任期が2年未満であれば二選まで許される。したがって2年未満に
8年を足して10年未満となる。
中国:主席:一期5年 再選についての規定は無し
中国の国会に相当する全国人民代表大会は2018年3月11日、国家主席の任期を2期10年」までとする規制を撤廃する憲法改正案を採択した。その結果、
習近平(シー・ジンピン)国家主席は2期目が終わる2023年以降も
続投できるようになった。
ドイツ:首相:一期4年 再選についての規定は無し
2005年11月からはドイツ史上初の女性首相としてアンゲラ・メルケルがその地位にある。2021年にてCDU 党首の辞任を表明していおり、
同時に首相も辞任する事となる見込み。
イギリス:首相:規定無し
日本と同じく任期に関しての規定は無し。与党の党規により実質的な任期が決まる。
フランス:大統領:連続二期10年
2000年の国民投票により、任期は5年に短縮された。
(当時は再選回数制限に変更無し)
2008年7月21日、憲法が改正され、連続した任期は2期まで(10年まで)
に制限された。
ロシア:大統領:連続二期12年
プーチンが2024年に大統領の任期を終えた後、現行憲法では再選が禁止されてた。
しかし2020年3月下院議員ワレンチナ・テレシュコワの提案に基づき、国家院は、
改正後の新憲法下では時計をリセットして、再度、さらに2期12年間大統領の職に
あたることが出来ることが2020年07月01日の国民投票の結果で認められ、
プーチンは2036年まで大統領を務める事が可能になった。
韓国:大統領:一期5年 再選不可 国民直接選挙のより選出
民意も反映する非常にまともなルールなのに歴代大統領の末路はかなり悲惨。。。